私のMacboookは、MacBook 13-inch Late 2006 (Black)。Intel Core 2 Duoを搭載し、Mac OS X 10.7 Lionが動作する最底辺のモデル。4GBのメモリを積んでも、3GBまでしか使用できない、生きた化石になりつつある逸品です。
そのバッテリがパンパンに膨らんでしまいました。携帯電話のバッテリーが膨らんで、電池カバーの蓋が閉まらない経験がある方もいるでしょう。あれと同じ状態です。
このことが原因で、底側からクリックボタンが圧迫されて、ずっとドラッグしている状態に陥りました。トラックパッド裏側の端子を外すことで誤作動そのものは止まったものの、精神衛生上あまり良くは有りません。
ダメ元でおそるおそるジーニアスバーに持ち込んだところ、なんと無償で交換してもらえました。新しいバッテリを購入すると12,800円はするのに…。アップル製品の価格は顧客満足を見越したサポートも含んでいるのでしょうか。ありがとう、アップルストア銀座!
リチウムイオンバッテリーの膨張は、劣化によるものだそうです。また、劣化は満充電で保存すると激しくなり、また保存温度が高いほど劣化が早く進むのだそうです。つまり、CPUが常に高温で筐体の温度が高いことに加え、ほぼ常にACアダプタを繋いだままの私のMacbookは、おそらくリチウムイオンバッテリーにとって最悪の環境だったということです。
バッテリ交換のおかげで、このMacbook “Kuro”ならあと2〜3年は戦えそうです。もし年末には発売されるであろうMacbook Pro Late2011を購入したとしても、サブ機として活躍してもらおうと思います。
アップル – Apple Store – Genius Bar
http://www.apple.com/jp/retail/geniusbar/
バッテリの膨張はよくある話のようです。Togetterにツイートがまとめられています。
Togetter – MacBook バッテリー 妊娠!! 日々膨張
http://togetter.com/li/38006