現行のXrea+に不安を感じて、海外の無料ホスティングサービスにも目を向けてみた。そこで見つけたのが、ここのところ評判が急上昇中の000Webhost.com。
000Webhost.com
http://www.000webhost.com/
●ディスク容量は1500MB(以前は350MBだった)。転送量は100GB/月まで。
●PHP、MySQLが使用可能。Cron実行可能。.htaccess利用可能。
●運営側のバナーや広告なし。ユーザー側の広告はOK。アダルトや商用利用はNG。
●独自ドメインを外部から持ち込みで利用可能(サブドメイン対応・要DNSサーバ(ネームサーバ)設定)。
●PHPはfopen()関数とソケット通信、mail()関数、Sendmail、Pearモジュール、cURL、GD2ライブラリ、ImageMagick, Zend Optimizer、ionCube loaderをサポート。セーフモードはOFF、ファイルアップロード可。
とりあえず1ヶ月近く無料版をテスト運用してみた結論としては、小中規模のWebサイトやCGIを使わないCMSの運用なら無料でも申し分ない条件だということ。
●海外の無料レンタルサーバは信頼性に欠けるイメージがあったが、意外にも安定している。稼働率は公称値で99%以上。
●海外レンタルサーバとしては高速。速度面で国内レンタルサーバには劣るのは仕方がない。
●コントロールパネルのCustom Panelからほぼ全ての作業が行えて快適。
●無料版ではCGI利用不可。大概の機能はPHPで代用が利くので問題ない。
有料版($4.84/月)にアップグレードすれば、ディスク容量と転送量が無制限となり、CGI、SSLを始めとしたあらゆる機能制限が解除される。また、cPanel(デモ)でより詳細な設定が行えるようになる。ファイル倉庫としての利用、アダルトやトレント関係のWebサイトの運営、チャット・プロキシ・ダウンロード系スクリプト、オンラインゲーム関係やペイドサーフ・オートサーフ・Bux.to絡みのスクリプトの設置も容認されるようだ。
ただし、無料/有料に関わらず、猥褻なコンテンツ、過激で暴力的なコンテンツ、その他不適切なコンテンツは厳禁。加えて、違法ダウンロード・ハッキング・フィッシングに関連したWebサイト、大量のメール送信/スパム行為、’作為的な脆弱性を含む可能性のあるプログラム(“Nulled Software”の訳)’の設置はアカウント無効化の対象となる。
000webhost.comの無料版登録は、000Webhost.comの”Sign Up!”ボタンからメールアドレスと(サブ)ドメインを入力後、メールアドレスの認証をするだけで完了する。アカウントを一つ取得しておくのもいいと思う。
有料版のコストを年額で考えればCoreserverと変わらない。全面的に000webhostに移ろうかとも考えたけれど、トラブル時の日本語サポートはやっぱり捨てがたいので迷うところだ。