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Mac OS X 10.6 Snow LeopardでNTFSを読み書きする方法

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Windows 2000/XP/Vista/7のNTFS形式でフォーマットされたディスクは、通常Mac OS Xから読み込み(Read)はできますが、書き込み(Write)はできません。WindowsからMacへのスイッチャーを悩ませる問題の一つです。簡単な解決策としては、FAT32形式の外付けHDDを用意する方法や、Truecryptで作成した仮想ディスクを共有する方法が考えられますが、MacでもNTFSを扱えるに越したことはありません。

Mac OS X 10.6 Snow Leopardでは、非公式にではありますが、NTFSの書き込みもサポートされました。ただし、デフォルトでは無効にされている機能なので、有効にしてやらなければ、NTFS形式のディスクを接続しても読み取り専用として認識します。NTFSの読み書き(リードアンドライト)を有効にするには、ターミナルでコマンドを実行する必要があります。しかしながら、これは初心者には少々ハードルが高く、やや玄人向けです。そこで、ここではフリーウェアであるNTFS Mounterの導入を推奨します。Paragon NTFSやNTFS-3Gがインストールされている場合は、以降の手順に進む前にアンインストールしておいてください。

NTFS Mounter
http://ntfsmounter.com/
NTFS Mounter

NTFS Mounterは、NTFSボリュームを読み書き可能なモードでマウントする無料のユーティリティで、AirMacに似たシンプルなインターフェースを提供します。
【重要】
・念のために全てのデータをバックアップしてから使用してください。
・Snow Leopard以前のMac OS Xには対応していません。
・Mac OS X 10.7 Lionにも対応していません。(2011/09/26追記)

dmgファイルをダウンロードしたら、内部のntfsMounter.appをアプリケーションフォルダにブチ込んで起動しましょう。管理者パスワードを要求された後、ステータスメニューにアイコンが追加されます。そのアイコンをクリックすると、接続されているNTFSボリュームのリストが表示されます。

NTFS Mounter
この場合は”Storage”というNTFSボリュームが1つ接続されています。

まずは他のアプリケーションがクラッシュしないように、システムが自動的にマウントしたボリュームをイジェクトします。その後、NTFS Mounterのメニューからマウントするボリュームを選択すれば完了です。Snow Leopardでも通常のリムーバブルディスクと同じ要領で、NTFS形式のディスクを使えるようになりますよ!


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