ヒキコモリズムや脱社会的思想といった独自の思想により、現代社会に多大なる影響を与え続ける、20〜21世紀日本の哲学者ニート。
「親は金なり」という主張やご近所から蔑まれるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる性気、不屈の魂、自宅警備の意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残している。
本書では、それらの中から現代人のためになるものを選別した。心ゆくまで、あなたの知らなかったニートの世界を堪能していただきたい。
※本書は「超訳 ニーチェの言葉」とは無関係です。
本文より:
「働いたら負けかなと思っている。 」
「ニート風林火山」
逃げ回ること風の如く
引き篭ること林の如く
親の怒りは火の如く
働かざること山の如し
「働かなくても生きていけるシステム。それを構築したものがニートと呼ばれるんだと思ってます。」
「俺が働かないことで、俺の代わりにだれか一人、職を持てる。俺はそういうことに幸せを感じるんだ。」
「働かなくても食う飯はうまい。」
「来月から本気出す。」
「母パート 妹デート 俺ニート」
「床にカカト落としでドアの前に飯が出てくる。」
「ニートって気安く呼ばないでくれるかな。せめて戦略孤独って呼んでくれよ・・・。」
「やる気がないわけじゃない。ただ、時期が悪いだけだ。」
「ニートが迷惑をかけているのは親だけだ。」
「働きもしないで食う飯はうまいか?」
「お母さんの作るご飯がまずい訳ないだろ。」